近年、テレワークをはじめ多くの作業をおうちにいながら作業ができるようになりましたが、英会話も例外ではありません。オンライン英会話も最近では人気になってきており、受講生の数も年々増えています。
この記事を読んでいる皆様もオンライン英会話を始めてみたいと思っているのではないでしょうか。
英語を話せるようになるために英会話教室に通うのですが、事前に少しでも話せるようになっておくとその後の英語力の伸びは飛躍的になります。
佐々木
ある程度フレーズを覚えておいた方がいい理由
佐々木
英語学習の成長スピードが上がる
オンライン英会話を始めるといっても、最低限の英語表現を知らなければ最初の英語力の伸びが悪くなってしまいます。
例えば、講師の言っている意味が分からないとき、その単語や表現の意味を聞くことさえできなくなってしまいます。
あるいは、講師の話すスピードが早すぎると感じた時も、もう少しゆっくりと話してほしいと言えなければ同じ時間を費やしても得るものが少なくなってきてしまいます。
事前にある程度基本的な表現を押さえておけばこれらの心配はなくなります。
モチベーションが上がる
事前に基本的なフレーズを覚えておくと、最低限のコミュニケーションができます。
例えば、初めましてから始まり、ありがとうで終わるまでの間には様々な英語を使います。その間、少しでも多くの英語を話せれば楽しくなりますし、何よりモチベーションアップにつながります。
このような小さな成功体験を積むには事前にある程度のフレーズを知っておき、レッスンで使ってみることが必要なのです。
復習が楽になる
ある程度英語を知っておくと、レッスン後の復習が楽になります。
英語力が0の状態でレッスンに臨むと聞くもの全てを復習することになってしまいますが、少しでも英語力があると分かった部分と分からなかった部分が明確になりますので、その後の復習が楽になります。
言語は特にそうですが、レッスン中に学ぶことよりも復習を繰り返して初めて実力につながります。復習の効率をよくするためにも是非事前にある程度の英語力を身に着けておきましょう。
オンライン英会話のレッスン開始に使うことのできるフレーズ
佐々木
初めての挨拶をする時
- Hi, nice to meet you.
- Hello, how do you do?
- Hi, it’s great to see you,
これら全て「初めまして」の意味になります。はじめましての挨拶は英語圏では非常に大事とされていますので、忘れずに言いましょう。
また、はじめましての前に「Hello」や「Hi」をつけることも重要視されていますので、慣れないと思いますが、必ず言い忘れることのないようにしましょう。
レッスン開始時の挨拶をする時
- How are you (doing)?
- How’s it going?
- How have you been?
人によって聞き方は様々ですが、これら全て「元気だった?」の意味です。
Helloなどの挨拶と一緒に聞くことが通例ですので、答えられるようにしましょう。
「What’s up」などは非常にカジュアルな表現になりますので、オンライン英会話の先生には使わないようにしましょう。
挨拶の返し方
- Pretty good! Thank you!(とっても元気だよ。ありがとう!)
- I’ve been alright.(まあまあですよ。)
- I’ve been busy recently.(最近忙しくて)
次に元気か聞かれたらどのように答えれば良いのか見ていきましょう。
多少元気がなくても「元気だよ」と答えるのが通常ですが、上のようにいくつか答えのバリエーションを持っていると良いです。
オンライン英会話のレッスン中に使うことのできるフレーズ
佐々木
自己紹介をする時
- Hello, I’m ~. Please call me ~.(私は~です。~と呼んでください。)
- Let me introduce myself.(自己紹介させてください。)
- Please allow me to introduce myself.(是非自己紹介させてください。)
次に自己紹介です。通常の会話であれば Hello, I’m~だけで構わないです。
オンライン英会話ではもう少し丁寧に話しても良いと思いますので、その他二つも覚えておきましょう。
質問をする時
- Let me ask a question(質問させてください。)
- Can I ask a question?(質問してもよろしいですか?)
- I have a(some) question(s).(質問があります。)
オンライン英会話では質問をするときは一回許可をとりましょう。質問の仕方は以上の通りです。
どれも丁寧な表現ですので、どれを使ってもかまいません。
言いやすいものを一つ覚えておきましょう。
質問が聞き取れなかった時
- I don’t understand what you mean.(どういう意味かよくわかりません)
- (I beg your )Pardon? / sorry?(すみません?)
- What did you say?(なんと言いましたか)
- I couldn’t catch what you said.(なんと言ったか分かりませんでした)
- Could you say that again?(もう一度言ってくれませんか)
オンライン英会話ですので、何を言っているのか分からないときも多いと思います。状況によって以上の表現を使い分けましょう。
「Pardon?」や「Sorry?」は短い語ですが、それ自体が丁寧なニュアンスを持っているため失礼にはあたりません。
講師の話が早すぎる、声量が小さ過ぎる時
- Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか?)
- Could you speak more loudly?(もう少し大きな声で話してもらえますか?)
講師の話すテンポや声量が合わないということもあるでしょう。
そんな時は以上2つのフレーズを言ってみましょう。
相手にお願いをするので、間違っても「Could you」は言い忘れないようにしましょう。
2-5.考える時間が必要な時
- Let me think about it.(ちょっと考えさせてください)
- Please wait a moment.(少し待ってください)
- Hang on a moment. (ちょっと待ってください)
何か考えたい時は「Let me think about it.」といって考えるのが無難です。
ほかの二つでも意味は通じますが、オンライン授業の場合、急用ができて画面からいなくなるとも捉えられますので、前者の表現が良いでしょう。
回答・答えが思い浮かばない時
- I have no idea.(分かりません。)
- I’m not quite sure what to say.(なんといったらいいか分かりません。)
- I’m sorry, but I don’t know the answer.(すみませんが答えがわかりません。)
考えても思い浮かばないときは素直に分からないことを伝えましょう。
少し控えめに伝えることが大切ですので、「I don’t know」は絶対に使ってはいけません。
意見に賛成・反対する時
- I agree with you. (賛成です。)
- I think so too.(私もそう思います。)
- Sorry but I don’t agree with you .(すみませんが賛成しかねます。)
- Sorry butI don’t think so.(すみませんが私はそう思いません。)
自分の意見を伝えることは英語では非常に大切ですので、以上の表現を覚えておきましょう。
とはいえ、反対するときは相手を否定しかねないので、sorryをつけて語気を和らげます。
単語のスペルや発音を知りたい時
- How do you spell it?(どのように綴りますか?)
- Could you spell it?(スペルを書いてくれませんか?)
単語が分からないとき書いてもらう(或いはタイピングしてもらう)ことがあるでしょう。
そんな時は以上の表現が使えます。どちらとも丁寧な表現ですので、好きな方を選んでもらって構いません。
英語での表現が分からない時
- How do you say~?(~はなんと言いますか?)
- What do you call this?(これをなんと呼びますか?)
- What is this call?(これは何と呼ばれていますか?)
日本語では分かるけれど英語で何と言っていいか分からないときは上のような表現を使います。
英語で英語の内容を聞くため少しだけ難易度は上がりますが、分からないときは積極的に聞いてみましょう。
意味を確認する時
- What do you mean by ~?(~とはどういう意味ですか?)
- What do you mean?(どういう意味ですか?)
- Do you mean~?(~という意味でしょうか)
相手が話している内容の理解が曖昧なときは「mean」という単語を使います。
meanに続く単語はbyで、例えば「what do you mean by flexible?(フレキシブルってどういう意味?)」のように使えます。
文脈の中で意味が不明なときや単語自体の意味が分からないとき両方に使えますので覚えておくと便利です。
意味の違いを確認する時
- What is the difference between A & B?(AとBの違いは何ですか?)
- I don’t know the difference between A & B.(AとBの違いが分かりません)
AとBを比較してその違いを知りたい場合は「difference」という単語を使います。
例えば「what is the difference between ‘vague’ and ‘obscure’」といったように二つを比較した場合に使いますので是非覚えておきましょう。
お願いする時
- Could you do me a favor?
- Can I ask a favor?
二つとも「お願いがあるのですが」の意味で、何か頼み事をしたいときに使えます。
目上の人に使う表現ですので、オンライン英会話にはもってこいの表現です。
相手が理解したか確認するとき
- Do you understand what I mean?(言っていることが分かりますか?)
- Does it make sense?(伝わってますか?)
自身の言いたいことが伝わっているか確認するときに使える表現です。時折このフレーズを混ぜることでお互いが会話の中で迷子になることはありません。
自身の英語力よりも難易度が高い内容を話す際などに使えますので、是非使ってみてください。
例が欲しい時
- Please give me some examples.(例をください)
- such as?(例えば?)
- Like what?(どのような?)
言っていることが分かるけれど、具体的な想像ができない場合は具体例を求めてみましょう。
オススメは1番目の表現ですが、2番目と三番目の表現も日常会話の中ではよく使われます。
ただし、2番目と3番目は文章が短く、少し高圧的に聞こえる場合がありますので、謙虚なトーンで言ってみましょう。
オンライン英会話のレッスン終了に使うことのできるフレーズ
佐々木
レッスンをしめる時
- See you (later)!(またね!)
- See you next time !(また次回!)
- Have a good weekend!(よい週末を!)
授業をしめるときはシンプルに「See you later」程度の挨拶でいいでしょう。
次回も会う予定があるなら二番目の表現が、木曜日や金曜日の授業であれば三番目の表現も使えます。
感謝を伝える時
- Thank you very much for your nice lesson!(楽しいレッスンをありがとうございます!)
- I really enjoyed your wonderful lesson!(素晴らしい授業を本当に楽しむことができました!)
- Your lesson is so much fun! Thank you very much!(あなたのレッスンは最高です!ありがとうございました!)
感謝を伝えたいときは以上の表現が使えます。
この一言で次回以降のレッスンでより良い関係が築けますので、言えるようにしておきましょう。
感謝に対してリアクションする時
- Your welcome.
- No worries.
- My pleasure.
すべて「どういたしまして」を意味する句です。
1番目はアメリカで、2番目はイギリスやオーストラリアなどでよく使われる単語ですので、講師の先生がどこ出身なのかを把握して使ってみると好印象です。
オンライン英会話のレッスン中のトラブルに使うことのできるフレーズ
佐々木
待たせてしまった時
Sorry I’m late.(遅れてすみません)
遅れてしまった場合はこれ一択です。即座に謝りましょう。
日本語ではまず理由を先に言いがちですが英語ではまず謝ることが肝心です。
言い訳はご法度ですので、まずは素直に謝りましょう。
回線トラブルで音質が悪い時
- I can’t hear you well.(よく聞き取れないです。)
- Sorry, I can’t hear your voice.(すみませんが声が聞こえません。)
- The sound is breaking up.(音が途切れてます。)
オンライン英会話特有のトラブルを見ていきましょう。回線トラブルでよく聞こえないときは以上のような表現が使えます。
回線トラブルは相手の環境が悪いのか自分のが悪いのか分からないときが多いので、謙虚に言いましょう。
回線トラブルで映像が悪い時
Sorry, I can’t see you well.(よく見えません)
相手の映像がよく見えないときは素直に見えないことを伝えれば良いです。
これを言えば先生はカメラを直してくれると思いますが、自分の機器に不具合があるかもしれませんので、自分のも確認しましょう。
回線が途切れた時
- We have a bad connection.(通信が悪いですね。)
- The connection is bad. Can we turn off the camera?(回線が悪いです。カメラをオフにしませんか?)
通信が悪い場合は「we have」という表現をします。
どうしても回線が直らない場合は2番目のようにカメラをオフにする提案も英語でできるようにしておくとトラブル回避になります。
急用で一旦席を離れるとき
- I’ll be back in a second.(すぐに戻ります。)
- I’ll be right back.(すぐに戻ります。)
- I will call you back later?(後出かけなおしてもいいですか?)
家の急用や急にトイレが行きたくなった時など、一旦席に離れる場合に使える表現です。
これらのフレーズを言った後に用事の内容も伝えると好印象です。
その他にオンライン英会話の使うことのできる便利フレーズ
最後にその他の表現をご紹介します。
佐々木
あいづち・リアクション
- I see(なるほど)
- Really?(本当ですか?)
- That’s right/ Right.(その通りです。)
- Maybe/Probably(多分。)
- Are you kidding ?(本当に?)
- No way!/Seariously?(まさか)
- That’s a shame(残念です。)
- Is that so?(そうなんですか。)
- Do you?/ Did you?(そうなんですか?)
- That’s great.(素晴らしい)
- Cool / awesome / sweet(いいね)
- Exactly.(その通り。)
- Absolutely/ Definately(まさにその通り)
- Oh my god.(あぁ!)
- Oh, dear(あぁ!)
これらはよく英語で使う相槌やリアクションです。
先生が話しているのをただ黙って聞いているだけでは間が持たないことがあります。
状況に応じて以上の表現を使い分けられると非常に流暢に聞こえますので、事前にいくつか覚えておくと良いです。
フィラー
- uh.(えっと)
- Well.(え~)
- Let me see.(うーん)
- Let’s see.(うーん)
- you know.(あのね)
- Like~.(みたいな)
フィラーとは間をつなぐ言葉で、日本語で言う「あ~」や「え~」「~みたいな」のように特に意味を持たない言葉です。
話しているときにこれらを自然と使いこなせれば、非常に流暢に話しているように聞こえます。
ただ使いすぎると頭が弱く見えますので、多用は厳禁です。
まとめ:フレーズを覚えてオンライン英会話を楽しもう
オンライン英会話を始めるにあたって事前に知っておくと英会話がもっと楽しくなる表現を挙げてみました。
是非この中からいくつか好きな表現をピックアップしてみましょう。
オンライン英会話ははじめ緊張するかもしれませんが、何よりも楽しむことが大事です。
今回ご紹介したフレーズが読者の皆様の小さな成功体験につながり、英語ライフがより楽しくなれば幸いです。
佐々木
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